Googleアナリティクスの都道府県・市町村の英語表記を日本語表記に変更する

GoogleAnalytics

常駐先で特定のページに都道府県ごとにで流入しているユーザーがどれくらいいるのかを確認したいという要望があったため作成。その際に英語表記→日本語表記に変更するのが面倒だったため、変換表を作成した。

また、少し手間取ったのもあるので簡易ではあるがやり方を明記する。

流れ

  1. GA上で抽出するべきデータを理解する
  2. 実際に抽出したものを整える
  3. 英語表記から日本語表記に変換する

GA上で抽出するべきデータを理解する

GA360上でのディメンション

  • ディメンション=地域で都道府県(英語表記)
  • ディメンション=市町村=市町村(英語表記)

すべての地域ID、地域を確認したい場合にはGoogleで提供されているCSVファイルをご覧ください。

日本語でちょっと解説

Latest .csv :最新版
Previous .csv :その前のバージョン

英語 日本語
Criteria ID 地域ID
Name 地域名:略称や通称
Canonical Name  正規名
Parent ID  親ID
Country Code  国コード
Target Type ターゲットタイプ:市なのか、郵便番号なのか
Status ステータス:使用されている/削除予定になります

詳細

注意点

  1. 地域IDは国が発行しているものもありますが、GAに入っているものはグーグル独自のものなので注意
  2. 日本のものを調べたい場合には以下で絞り込みします。ただ、地域名(都道府県)と市町村の名前が同一の場合にはとり間違える場合があるので注意してください。
    Country Code:JP
    Target Type:Prefecture

実際に抽出したものを整える

抽出したのがこんな感じ。文字化けしてるのを直しています。また、ユーザー数、PVのところに数値をいれていますがこれは例でいれているだけになります。このページは日本向けサイトなので海外はほぼ入っていませんが、必要があればCountry Codeも入れ、JPで絞り込んでください。

英語表記から日本語表記に変換する

整理したものを変換していきます。変換表はこちらを活用しました。スプレッドシートかExcelに貼り付け、ご活用ください。

英語表記 日本語表記
Hokkaido 北海道
Aomori 青森県
Iwate 岩手県
Miyagi 宮城県
Akita 秋田県
Yamagata 山形県
Fukushima 福島県
Ibaraki 茨城県
Tochigi 栃木県
Gunma 群馬県
Saitama 埼玉県
Chiba 千葉県
Tokyo 東京都
Kanagawa 神奈川県
Niigata 新潟県
Toyama 富山県
Ishikawa 石川県
Fukui 福井県
Yamanashi 山梨県
Nagano 長野県
Gifu 岐阜県
Shizuoka 静岡県
Aichi 愛知県
Mie 三重県
Shiga 滋賀県
Kyoto 京都府
Osaka 大阪府
Hyogo 兵庫県
Nara 奈良県
Wakayama 和歌山県
Tottori 鳥取県
Shimane 島根県
Okayama 岡山県
Hiroshima 広島県
Yamaguchi 山口県
Tokushima 徳島県
Kagawa 香川県
Ehime 愛媛県
Kochi 高知県
Fukuoka 福岡県
Saga 佐賀県
Nagasaki 長崎県
Kumamoto 熊本県
Oita 大分県
Miyazaki 宮崎県
Kagoshima 鹿児島県
Okinawa 沖縄県

 

同じExcelの別シートに貼り付け、C列に変換するための列を挿入します。

=VLOOKUP($B2,Sheet2!$A:$B,2,FALSE)

と下の図のように記載し、変換。
これで変換完了です。

都道府県よりも細かく集計をしたい場合には市町村までなら以下を活用してください。いままで調べた中では一番使いやすいと思います。

サイエンスミュージアムネット
マニュアル

市町村の英語表記⇒日本語表記は以下から取得可能です。ただ、GoogleAnalyticsに対応しているわけではないのでその都度修正してください。