現在OSS-DB Silver Ver.2を勉強中のサイト主です。
OSS DB Silverを本で勉強していても図にしないとわからなかったり、表にしたほうが分かりやすいこともあります。そのため、自分が覚えにくいと思ったこと、混同しやすいことをまとめています。書いてあることは常識なことかもしれませんが私がわからなかったことをまとめています。
勉強法などは下記に記載しています。
OSS DB exam Silverの勉強内容
- オープンソースデータベースの一般的特徴
- データベースの基礎知識
- インストール
- 標準付属ツール
- 設定ファイル⇦今日はこれ!
- バックアップとリストア
- 基本的な運用管理
- SQLとオブジェクト
- 組み込み関数と演算子
- トランザクション
設定ファイル
【Part4】OSS DB Exam Silver 技術解説セミナー ~ PostgreSQL 設定ファイル(postgresql.conf)、Q&A ~
「postgresql.conf」の設定方法
- パラメータは1行に1つずつ
- 大文字・小文字の区別はない
- パラメータ名の後の、イコール(=)は省略可
- #から行末まではコメントを意味する(#はどこから始まってもよい)
- パラメータの値は、boolean型、整数型、浮動小数点、文字列の4つである
- boolean値はon, off, true, false, yes, no, 1, 0である
- 有効なメモリの単位はkB(キロバイト), MB(メガバイト), GB(ギガバイト), TB(テラバイト)で、メモリ単位の乗数は1024である
- 時間の設定値については、ms(ミリ秒), s(秒), min(分), h(時間), d(日)の単位を設定できる
■postgresql.conf
- logging_collector … 標準エラーをファイルに書き出すかどうかを設定します。
- log_connections … クライアント認証の成功終了やサーバへの接続試行などの、クライアント情報をサーバログに出力するかどうかを設定します。
- log_min_messages … サーバログに書き込むログのレベルを設定します。
- log_line_prefix … サーバログメッセージの行頭に、ユーザ名やデータベース名、日付などの書式文字列を設定します。
■pg_hba.conf
クライアント認証はデータベースクラスタ内の、「pg_hba.conf」という設定ファイルで管理されています。hbaとは、host-based authentication: ホストベース認証の略です。「pg_hba.conf」ファイルへの変更は、ファイルの再読み込み(pg_ctl reload)の実行によって反映されます。
書式は以下の通り。
- local データベース名 ユーザ名 認証方式
- host データベース名 ユーザ名 IPアドレス サブネットマスク 認証方式
- host データベース名 ユーザ名 CIDRアドレス 認証方式
「postgresql.conf」ファイルには、ログ出力に関するパラメータが多数あります。log_min_messagesパラメータは、サーバログに書き込むログのレベルを設定します。
設定できるログレベルは下記のとおりです。
- INFO…ユーザから出力を要求された情報
- NOTICE…ユーザにとって役立つ情報
- WARNING…不適切なコマンド使用等に対するユーザへの警告
- ERROR…特定のコマンドを中断させたエラー
- LOG…データベース管理者にとって役立つ、パフォーマンスや内部の処理に関する情報
- FATAL…特定のセッションを中断させたエラー
- PANIC…全てのセッションを中断させた致命的なエラー
【Part5】OSS DB Exam Silver 技術解説セミナー ~ PostgreSQL 設定ファイル(pg_hba.conf)、VACUUM/ANALYZE ~
VACUUM・ANALYZE関連
VACUUMとVACUUM FULL
VACUUMには通常のVACUUMと、VACUUM FULLの2つがある。
- VACUUM:サイズは変わらない、処理は早い。排他的ロックを取得しない。
- VACUUM FULL:きれいにした領域をOSに返すが処理は遅くなる。排他的ロックが必要になる。
所感
VACUUMとANALYZE、autovacuumなど種類が多数存在します。そのため、知らなかったオプションも問題で初めて目にするなどが多い部分でした。テストでも頻出されるので注意!
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